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【 雑記ブログ 】

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」について #8

苫米地英人著「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」についての第8回です。

 

過去のものをまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」について #1 - Isamu's Blog『Reboot』

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」について #2 - Isamu's Blog『Reboot』

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「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」について #7 - Isamu's Blog『Reboot』

 

 

それでは、Step.8「『論理へのとらわれ』というゴミを捨て『ひらめき脳』を手に入れる」です。

 

Step.8-1 天才はAからDへ行く

答えがある問題というものは、分かるときには一瞬で分かるものである

 

 

Step.8-2 言語の限界

私たちは意識しているにせよ、していないにせよ、言語で思考している

 

言語による思考は順番に、直線的に展開していく

 

現実の事象は、順番に直線的になど展開しない

 

一つの事象の中のいくつもの要素が絡み合いながら一挙に展開し、刻一刻と変化し、それと同時に他の事象とも絡み合って相互作用しながら進む

 

言葉で順次直線的に記述、思考することにはおのずから限界がある

 

 

Step.8-3 全体が分かることで部分が分かる

順を追って考えるということは、常に部分にフォーカスしているということである

 

現実の事象は、全体が部分から成り立っているだけでなく、全体と部分が双方向的に関係している

 

したがって、部分を順に追うだけでは全体が分からず、全体が分かることで部分が分かる

 

「部分が全体をつくる」というのが構造主義の考え方である

 

1980年代半ばにポスト・モダニズムが登場し、「全体が部分から成り立っているだけでなく、全体と部分が双方向に関係し、全体が分かることで部分が分かる」ことが明らかにされた

 

全体と部分との双方向の関係を「ゲシュタルト」という

 

ゲシュタルトによって事象を認識する能力を「ゲシュタルト能力」という

 

 

Step.8-4 頭のゴミが多い人は部分の迷路に迷い込む

思考力の基礎として、順を追い筋道を立てて考える論理的思考力は必要である

 

人に話すときはなおさら論理的な構成力が不可欠である

 

本当に頭のいい人は、必要に応じて論理的な構築力を使い、また必要に応じて論理を超えることができる

 

論理と不即不離の関係を保ち、論理にとらわれるということがない

 

「論理(部分)を追っているうちに、論理(部分)の迷路に迷い込む」ということが、思考とひらめきを曇らせる頭のゴミの正体である

 

そうなるのは、ゲシュタルトができていないからである

 

部分を追いながら常に全体が見え、部分にフォーカスすることも全体を俯瞰(ふかん)することも自由自在にできる、それが本当に頭のいい人であり、それができるのはゲシュタルトができているからである

 

 

Step.8-5 頭のいい人は部分だけで全体が分かる

ゲシュタルト能力はべつに天才だけの特権ではない

 

私たちは誰もが日常的にゲシュタルト能力を使っている

 

ゲシュタルトができていることによって、私たちは初めて見る鳥でも「鳥だ」と分かる

 

ゲシュタルトができていれば、全情報を手に入れなくても、部分情報を手に入れただけで、それが何か一瞬で分かる

 

部分情報が分かれば、同時にほかの部分情報も分かる

 

ゲシュタルトができているから、Aという部分情報から全体が分かり、一気にDという答えに到達する、つまり一瞬で答えがひらめく

 

このようにゲシュタルト能力を高めているということが、頭のいい人の思考法の秘密であり、ひらめきを生む秘訣である

 

 

Step.8-6 現状の外のゴールは、ゲシュタルト能力によって叶う!

「ゴール」と「現状の自我」という抽象度の違う次元の間に、臨場感という橋を架けることで、現状の自我が認識できる情報とゴールの世界(全体)との間に双方向性が働いてゲシュタルトがつくられる

 

そうなれば、今の自分(部分)となりたい自分(全体)が双方向的に関わり合い、一つの大きなフレームを瞬時につくり上げることができる

 

このプロセスの中でスコトーマがはずれ、ゴールに有用なものがどんどん現れ、ゲシュタルトがより強固になる

 

結果いつのまにか現状の外にある抽象度の高いゴールが叶う

 

これが現状の外にあるゴールが叶うメカニズムである

 

私たちは社会的洗脳状態と言うゲシュタルトを日々強化しながら生きている

 

それでは私たちが本来持つ無限のポテンシャルは発揮できない

 

現状の外のゴールを利用したゲシュタルトのおかげで、他者も過去も能力も関係なく、無限の可能性を開花させることができる

 

 

Step.8-7 ゲシュタルトを拡張せよ

犬や猫もゲシュタルト能力を使っているが、ゲシュタルトを拡張できるのは人間だけである

 

ゲシュタルトの拡張には、抽象度を上げて知識を増やすことが必要である

 

人間はさらに抽象度を上げていくと、ゲシュタルトとゲシュタルトを合わせて新たなゲシュタルトをつくることができる

 

いわゆる「IQが高い」という人は皆、抽象度が高く、知識があり、大きなゲシュタルトを持っている

 

ゲシュタルトが大きければ、ちょっとした情報のインプットに対し、多彩なアウトプットができる

 

これが、アイデアマンやヒットメーカーと呼ばれる人の頭の中で起きていることである

 

 

Step.8-8 矛盾もそのまま頭の中に放り込む

「ひらめき」は論理からは生まれない

 

「ひらめき」を生むのはゲシュタルトである

 

世界はもともと矛盾に満ちている

 

要素同士の矛盾にフォーカスし、その矛盾にとらわれ、矛盾を論理的に解決しようとすると、近視眼的になり、抽象度が下がり、迷路に迷い込む

 

矛盾も含めてぜんぶそのまま頭の中に放り込んでおけば、思いもよらないやり方で矛盾を解決するようなアイデアがポーンと出てくる

 

 

Step.8-9 知識を増やすためにもゴールを持て

知識がゲシュタルトの一部となるのは、その知識を興味を持って取り込んだときだけである

 

それは取り出したいとき、自在に取り出すことができる

 

自分のゴールに意味のある本や、ゴールと結びついた中身は忘れない

 

そのため、抽象度を上げて知識を増やし、ゲシュタルトを拡張することにおいても「心から望むゴールを持つ」ことが重要である

 

 

Step.8-10 ゲシュタルトができる感動

バラバラだった情報がつながり、ゲシュタルトができるという体験は、大きな歓びを伴うものである

 

コーチの仕事はスコトーマに隠れていたクライアントのゲシュタルトの発見を促し、さらに新しいゲシュタルト構築を手伝うことである

 

そして新たなコンフォート・ゾーンをリアルに、豊かに感じてもらうことである

 

 

Step.8のポイント

・頭がゴチャゴチャしてくるのは、論理(部分)にとらわれ、論理(部分)の迷路に迷い込むから

 

・ゲシュタルトができていれば、部分が分かれば全体が分かるので、部分にとらわれることがない

 

・ゲシュタルト能力により、「現状の外のゴール」を叶えることができる

 

・コーチはクライアントにゲシュタルト構築を促す、自分自身のコーチになろう

 

 

あとがき

あとがきについては、実際に本のほうを読んでください

 

とても大事なことが書かれています

 

 

 

以上で、苫米地英人著「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」の紹介を終わりとさせて頂きます。

 

最後に本を読むときに限らないのですが、あらゆるメディアや他者の言うことについて「本当にそうだろうか」という視点を持つことが重要であり、「そうだな」と思うことは取り入れれば良いし「違う」と思うことは取り入れなければ良い、それが「自分のモノサシを持つ」ということだと思います。

 

この本についてはコーチング理論が基礎になっており、少しは前提知識があったのですが「ゲシュタルトの概念」がいまいち良く分かっていなかったので、大変参考になりました。

 

コーチング理論はU理論と違いもう少し具体的で分かりやすく、自我と言う評価関数を変える技術です。

 

他にも今まで考えてきた価値観を修正する気づきがたくさんありました。

 

Step.1~Step.8、そしてあとがきまで大切なことが書いてあると思います。

 

読むのにそれほど時間のかかる本ではありませんので、是非本の方を読んでみてください。

 

現在Amazon Prime Readingで無料で読むことができます。

 

本にはそれぞれの具体例などが書いてあります。

 

内容はこのブログで時々振り返れば、身につくと思いますので参照して頂ければ幸いです。

 

自分中心でない、自分の本当に望むゴールに向かって生きていきましょう。

 

 

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!