連日報道される虐待のニュースに心を痛めています。
私は親に手を挙げられたことはありません。
しかし、学校の先生からビンタをくらったことは2回あります。
1つ目は小学校6年生の時の担任、H先生です。
私にビートルズを教えてくれた先生でした。
その影響で初めて買ったレコードは、友人に貸したまま戻ってきてはいませんがビートルズのベスト盤でした。
きっかけは些細な事です。
朝礼で校庭にゴミを捨てるなという先生の言葉があり、それにもかかわらずゴミを捨てた事でした。
ビンタをくらい、ショックだったのでワンワン泣きました。
先生は、修学旅行の時に調子を崩した私に添い寝してくれました。
とてもいい先生で今でも尊敬しています。
2つ目は、中学生の時に吹奏楽部に入っていたのですが、遅刻してしまったときビンタをくらいました。
この音楽の先生もとても良い先生で、思春期の私にとってはショックな出来事でしたが、愛のムチとして捉えています。
私にとって恩師とはこの2人の先生です。
今では体罰として考えられないかもしれませんが、強烈な印象を受けています。
暴力に訴えることはいけないことです。
怒りに任せての体罰はいけません。
喜怒哀楽で、もっともパワーのある怒りという感情。
それをコントロール出来なくては大人とは言えません。
アンガーマネージメントという方法論もあります。
世界を混乱させているのは、間違いなく怒りのパワーです。
「NY式ハッピーセラピー」という映画があります。
大好きな俳優、ジャック・ニコルソンが主演の映画です。
コメディではお馴染みのアダム・サンドラーも出ています。
是非一度見てください。
怒りを幸せに変える方法がそこには描かれています。
怒りをコントロールすること。
是非皆さんも実践してください。
【 追記 】
2019年6月19日、改正児童虐待防止法が成立しました。
これにより、体罰は明確に禁止となります。
罰則規定はありませんが、これをきっかけに子供たちのことを真剣に考えて頂きたいと思います。
それと、もう1つだけ。
痛みを知らない、わからない子供たちが、他者に向けて攻撃してしまう状況に陥ったとき、果たして調整が効くのか、暴走してしまったとき、歯止めが効くのかという問題です。
このことは、教育でしっかりと教えていく必要があると思います。