この記事は、2021年3月18日に更新しています。
幸せの定義は、まさに人それぞれです。
お金、地位、名誉、物欲、性欲、安らぎ、癒し、子供達等々・・・。
私は統合失調症の当事者ですので、体が無意識的に動いたり、感情がおかしくなったり、アイデンティティを保ちながらも脳機能的に人格が入れ替わったりします。
もちろん、自我で制御はできます。
しかし、出来ないこともあるのです。
自我・自己・アイデンティティ。
言葉の定義も様々です。
人間とは何か、と考えたとき、私は人間は「思考する器に過ぎない。」ということでした。
しかし、自らの意思で、選択・決断・行動するということが大事なのです。
寝ている時の夢と言うのは、後の判断や行動を左右しかねない重要なファクターです。
コネクト・コンタクトしたことから、私の関心は思想としての仏道に急速にコミットしていきました。
私の家は浄土真宗(母方は神道)ですが、神道や親鸞の教え等に少し触れることになりました。
仏道は、神仏習合ですので神道も含まれています。
仏道には真実があります。
しかし、それは思想・哲学だと思うのです。
その前の私は、自らの遺伝子を残すことを煩悩としていました。
遺伝子はDNA、RNAで子孫を残していくことです。
私は、沢山の病気を抱えていますし縁もなかなかないので、子供は大好きなのですが、迷いが生じたこともあります。
この世に産まれてきて、振り返ると本当に辛いことばかりでした。
頑張っても頑張っても頑張っても、どうにもならないこともある。
輪廻の概念、永遠の概念、解脱の概念。
四苦は真実です。
しかし、それを乗り越えていくこと。
それは、希望にすがって前向きに生き抜くしかありません。
幸せについて、みなさんも一度、いや何度もお考えになってはいかがでしょうか。
何が幸せなのか。
幸せとはどういうことなのか。
未来と創造、そして夢や希望。
諦めたくない。
過去は振り返りたくない。
だが、振り返りたくなくても記憶としては残っている。
そして、結局人間最後は諦めてしまう。
それはそれで真実だとは思います。
私は、子供達に未来の希望を託しています。
悲観・楽観。
悲しみが苦しみを癒してくれたこともありました。
私はもう、楽観的に生きていきたい。
時を経て、時が解決してくれること。
今、言えることはそれだけです。
【2021.3.18加筆訂正】