Isamu's Blog『Reboot』

【 雑記ブログ 】

日常 Vol.54

五十嵐一生さんの投稿を読んで、そういえばサム・リヴァースのソロがあったなと引っ張りだして聴いてみる。
「PORTRAIT」というライヴ・アルバム。
トニー・ウィリアムズの師匠ということで、購入してみたのだった。


正直、若い頃はきつい内容であった。
今聴いてみると、そこそこ面白い。
何が飛び出すかわからない感じ。
ヘビロテするようなモノではないが。

 

テナー、ソプラノ、ピアノ、フルート、ボイス。
ジャズプレイヤーはマルチに演奏出来る人も多い。
声の表現を聴くとわかるが、一聴するとかなりイッちゃっている印象。
サックスの演奏は声と同じようで、喋るような表現。
しかし、演者本人は冷静さも持っているはず。
普通の事は当たり前に出来るのだから。
観者は、演者に同化出来れば楽しめる。
だから、聴く人を選ぶと思う。

 

フリーは制約がなく自由なので、演っているほうは気持ちが良いしトランスにも入れる。
聴いているほうは、それについていき、付き合っていくことが出来るか。

 

音楽ビジネスなどとは関係無いところでの表現の在り方だと思う。