Isamu's Blog『Reboot』

【 雑記ブログ 】

日常 Vol.48

優生思想という明らかに間違ったものを信じ込んだ植松被告。

経済活動という点において言うのであれば、山本太郎氏の言葉を借りれば「誰かの消費は誰かの所得」、つまり食事を摂るだけでも経済活動には参加しているのです。
役に立たない人など一人として存在しません。

 

殺されてしまった方々はどんなに痛かったか、苦しかったかと思うと涙が出てきます。

人を殺していながら、自分が国家から殺されることには怯えている。

 

私は若い頃は被害者感情を考慮して死刑制度には賛成の立場でしたが、今は「どうなっても良い」と思う人や間違った考え方の人の犯罪の抑止になっていない事や、冤罪の可能性から反対の立場です。


植松被告の場合、目的刑論としてはまったく抑止として機能していません。

応報刑論としては、死が本当に最大の苦痛なのでしょうか。
それは死に方にもよるとは思います。


終身刑を導入して、社会貢献の為に活動をさせるというのが私の考えです。

しかし、今の日本人の多くの人の考え方では、上記のような考え方は受け入れられづらいでしょう。

 

ちなみに、大麻精神病と診断された事もある植松被告ですが、思想的な確信的犯行から大麻の影響による犯行とは思えません。
弁護側はそこを主張するとは思いますが・・・。

 

いずれにしても、本日から始まる裁判に注目したいと思います。