Isamu's Blog『Reboot』

【 雑記ブログ 】

日常 Vol.27

Eテレの「10分で名著」を観ています。


私は頭の回転が速いほうではなく、物事をじっくりと深く考える性格ですので本を読むのはすごく時間がかかります。
この番組は要約して内容を知る事ができ、大変良い番組だと思います。

 

今回はドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を取り上げています。
若い頃「罪と罰」を読み、大変感銘を受けました。

 

前回の主人公の疑問「神がいるならなぜ絶対的な悪はなくならないのか。」
これについては私も考え続けています。
悪や不条理は何をどうやっても永遠なのかと。

 

神々の存在と共に、悪魔たちも存在していると思います。
そしてその力は拮抗している。

 

悪魔たちは心の隙を突いて囁いたり、無意識に訴えかけたり、挑戦を仕掛けてきます。

悪魔たちの声に耳を貸さない事。
理性を保ち、正しい事を信じる事が大切です。
そうすれば、神々が手を差し伸べてくれることもある。

 

私が薬物使用者について寛容なのは、すがりたい気持ちが分かるから。
そして影響を受けたアーティスト、特に海外ですが薬物経験者が多い事があります。

 

このところ、ホイットニー・ヒューストンが気にかかりました。
素晴らしい歌の才能。
彼女も薬物の影響で亡くなりました。

 

アメリカやロシアなどで仏教の広まりがあまり見られない事を考えています。
何となくキリスト教は「愛と陽」、仏教は「慈愛と陰」というイメージをしています。
神の存在を感じるという意味では、キリスト教の方が選択肢としてふさわしいという面があるのかもしれません。
「陰と陽」併せ持ったのがこの世界。

 

神々の力は、宗教を超えたところにある。
だから私は今のところ自分教です。


Whitney Houston - Greatest Love Of All (Arista Records 15th Anniversary Concert, 1990)