減薬について
減薬の経験について書きたいと思います。
入院後の経過
2018年11月21日に病気(統合失調症)が再発して入院した時、薬を増やされてしまいました。
具体的には、定型抗精神病薬のクロルプロマジン(コントミン)とその副作用止めのビペリデン(アキネトン)、睡眠薬のニトラゼパム【一般名、()は商品名】です。
コントミンは、今はもう発売していないベゲタミン(通称赤玉)という睡眠薬(合剤)に含まれていたもので、ベゲタミンは落ちるように眠る依存性の高い薬でしたがその依存性や乱用の為発売が中止されました。
その為印象が良くないので、コントミンを極限まで減らしました。
減薬するのは、はっきり言ってつらいです。
定型抗精神病薬と非定型抗精神病薬は、何が違うのかというと非定型の方が比較的新しく、副作用も少ないと言われています。
一度脳、体が薬に慣れると抜け出すのに大変苦労します。
ビペリデンも減らしたら、ジスキネジア(口や舌が勝手に動く)も少し出てました。
苦しかったです。
減薬は、脳や体が慣れるまで経験上2ヶ月くらいはかかるので忍耐あるのみです。
今は新薬のレキサルティ(非定型抗精神病薬)のみに戻しました。
5年くらい再発していなかったので油断していましたが、薬に出来るだけ頼らないポリシーですので、薬の服用は最小限にしたいと思います。
この病気は寛解が難しいので、再発ありきで考えていかなければと思っています。
追記
2019年4月20日、入院前の服薬状況、1日レキサルティ1mgのみとなりました。
2021年3月18日現在、大幅に薬の変更を余儀なくされ、また減薬や、統合失調症そのものについての考え方も変わってきています。