Isamu's Blog『Reboot』

【 雑記ブログ 】

ジャズについて

ジャズと聞くと洗練されて洒落た音楽というイメージでしょうか。

それとも、難しそうで取っつきにくいといった感じでしょうか。

 

ストレートアヘッドなビバップやハードバップ、あるいはモードという種類のジャズは、はテーマと呼ばれる曲の土台を繰り返しています。

 

最初に導入としてテーマの基本のメロディを演奏し、そのあとはインプロヴィゼーション(アドリブ)で演奏します。

 ビバップやハードバップはコード進行に対応してインププロヴィゼーションしますが、モードはコードに対応するスケールを演奏者が自由に選択してインプロヴィゼーションします。

各楽器でアドリブを繰り返した後、4バース、8バース、12バースなどテーマに応じたドラムと他の楽器の掛け合いがあり(無いケースもあります)、テーマに戻り曲が終わります。

 

ジャズのリズムは、基本的に4ビートです。

4ビートは、「チーンチキ チーンチキ」という跳ねた感じで2拍4拍にアクセントをおきます。

これをオフビート(アフタービート)と呼びます。

 ロカビリーも4ビートです。

 この「ノリ」具合のことを「スウィングしている」と言います。

 

4ビートは、ウォーキングのリズムでありランニングのリズムであり、しいてはセックスのリズムだと思います。

 だからエキサイティングで元気の出るビートです。

 

この基本さえ押さえて数多く聴きこめば、ジャズという素晴らしい音楽を堪能出来ると思います。

 

楽器の演奏技術としては大変高度なものです。

簡単に身に付くものではありません。

日々の鍛錬が要求されるシビアで、かつ繊細さも要求されるデリケートな音楽だと言えます。

聴くのも演奏するのも夢中になれる音楽ですし、生涯をかけて取り組む音楽です。

 

お薦めのミュージシャンは挙げたらキリがないですが、アルバムを比較的多く持っているのは

・マイルス・デイビス(特に「マラソン・セッション」の4枚は重要)

・ハンク・モブレイ(この人の作るテーマは良いものが多い)

・バド・パウエル(ジャズを聴くきっかけになった人)

・ジョン・コルトレーン(フリーになっていく後期はあまり持っていません)

 

といったところです。

多分、外さないでしょう。

 

興味を持たれた方は是非チェックしてみてください。

 

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