この記事は2021年3月15日に更新しています。
小泉元首相は、原発ゼロを唱え精力的に活動しています。
かつては原発賛成だった小泉元首相は、自身の非を素直に認め国民の為に活動しています。
福島第一原発の事故を経て、政府や電力会社のプロパガンダによる「原発の安全、安い、クリーン」という全てが嘘だとわかった今、原発を再稼働していく方向は明らかに間違っています。
2013年から約2年間原発稼働ゼロの実績があります。
電力は供給できているのです。
さらに太陽光、風力、そして蓄電技術の発達により原発のいらない社会は実現できます。
それなのに、財界や産業界の圧力により経産省・資源エネルギー庁の方針は原発を推進し、再稼働させていく方針です。
原子力産業やそれに関わる建設会社などは淘汰されていくべきなのです。
それが資本主義です。
原発は安いどころか、金食い虫です。
一度被害があるとその被害総額は数兆円にのぼります。
放射性廃棄物の処理も困難です。
莫大な資金で建設されたフィンランドの放射性廃棄物最終処分場「オンカロ」でさえ、4基ある原発の2基分の容量(2km四方)しかありません。
しかもまだ使用されていません。
計画では2020年から使用するとのことですがまだわかりません。
原発を廃炉するにしても、莫大な期間と費用がかかります。
これらのことを踏まえると原発の再稼働などありえないのに、日本では再稼働させてまだ放射性廃棄物を出そうとしているのです。
私の家では、太陽光発電を導入し、オール電化にしています。
電力会社の余剰電力買取制度が始まった2009年時点で、太陽光発電を設置しています。
買取期間の満期は10年で、2019年で満期を迎えます。
その為、蓄電池を導入しました。
先日、九州で電力が余り原発の通常運転を維持する為、九州電力は太陽光電力の受け入れを遠隔操作で切り離し、出力抑制を行いました。
この事象を見ても、原発はもういらないのです。
私たちにできることは国民一人一人が考え、原発ゼロの声を上げることです。
原発推進などありえません。
原発に変わるエネルギー源としては水素などの活用も挙げられます。
CO2削減と地球温暖化の根本原因は何でしょうか。
エネルギーの流転の法則を考察してみては、いかがでしょうか。
選挙では、原発ゼロ政策、再生エネルギーの活用、水素の活用等を踏まえ、考えてみたいと思います。