精子ドナーについて
人生、ブラボー!
カナダの映画、『人生、ブラボー!』を鑑賞しました。
私が映画レビューサイト・フィルマークスに投稿したレビューです。
【 精子バンクに精子を提供した男が、ある日533人の父親になった···。
父親になるとはどういう事なのか。
様々な問題提起も含まれ、笑わせてくれるし泣かせてくれる。
大麻が全面解禁されたカナダの映画ということも興味深い。
人間愛に満ちた作品。】
笑って泣いて、大満足の映画でした。
この映画の原題は「Starbuck」といい、カナダ牛で五大陸に20万頭以上の娘牛を作出した伝説の種雄牛からきていて、ハリソンさんという人の実話が元になっています。
この映画に刺激を受け、ひとりエッチが日課の私は精子ドナーに精子を提供してみようかと、ふと思い調べてみました。
精子バンク
【 日本精子バンクの精子ドナーになる条件と資格 】
・短期間海外に滞在することが可能な方。
(海外滞在にかかる費用、旅費などは弊社が負担いたします。)
・20歳~35歳の方。
・健康な方。
・喫煙されない方。
(過去に喫煙歴のある方は、登録時にすでに禁煙されていなくてはなりません。)
・性病を含む感染症・遺伝疾患を持たない方
・薬物・アルコール等の依存症でない方
・精神安定剤の服用をしていない方
・医療検診等でクリニックへの通院(または通院のための滞在)が可能な方
・検診等のための海外への渡航が可能な方
注: 実際の提供過程開始の際には、身体検査を受けて頂きます。
私は年齢・病歴・喫煙・精神安定剤の服用と4つも条件に合致していないので無理だとわかりました。
日本では精子の売買は、精子が臓器にあたる為臓器移植法に抵触するので出来ないようです。
その為、闇サイトでの売買があるようです。
きちんとしたボランティアの機関では、謝礼を出すところもあるようです。
人工授精
AID(エー・アイ・ディー)とは、非配偶者間人工授精のことで夫以外の精子で人工授精を行うことです。
人工授精は体外受精とは別です。
体外受精には顕微授精があります。
AIDの妊娠率は低く、5%にとどまるとのことです。
AIDは複数の精子を混ぜて使用し父親を特定しないようにすることがあり、問題となることがあります。
また、親がAIDのことを隠したり、提供者がわからないとなると問題が生じると思います。
子供には「出自を知る権利」があります。
精子提供者はオープンドナーになるべきで、相続や扶養義務などに関する法整備が必要だと思います。
父親の定義が育てた男性なのか、ドナーなのかということさえ日本では明確に定めた法律がありません。
日本で最も多く人工授精(AID)を行っている慶応義塾大学病院(東京都新宿区)では、新たなドナー(提供者)が確保できない為、事業の存続が危ぶまれているそうです。
まとめ
少子化対策の為にも、国はこの問題に対して法整備をしてきちんとした対応を取るべきです。
子供は何にも代えがたい宝であり、地球の未来だと思います。