ロカビリーは、1950年代にブルースとヒルビリー、カントリーなどが融合して生まれた音楽です。
1950年代当時のものを「ピュア・ロカビリー」(略してピュアロカ) といい、代表的なミュージシャンにジーン・ビンセント、エディ・コクラン、バディ・ホリー、ビル・ヘイリー、ジョニー・バーネット、エルビス・プレスリーなどがいます。
1980年代に入り、パンクなどの影響を受けた「ネオ・ロカビリー」(略してネオロカ)が流行しました。
代表的なミュージシャンは、ストレイ・キャッツ、レストレス、ブルー・キャッツ、デイヴ・フィリップス、ポール・キャッツなどが挙げられます。
音楽的な特徴としては、ウッドベースのスラップ奏法(手の平で弦をネックに叩きつけてカチカチとしたパーカッシヴな音を出す)や、カントリーのギャロッピング奏法を用いることが特徴です。
また、ボーカルはしゃっくりのようなヒーカップ唱法や吃音するように歌うマンブリング唱法を用いることもあります。
エディ・コクラン、そしてブライアン・セッツァーの影響でグレッチのギターが使われることが多いです。
また、カントリー用として開発されたテレキャスターもよく使われます。
ビートルズもローリング・ストーンズもみなロカビリーに影響を受けています。
個人的には、ウッドベースが入っていて4ビート中心の音楽なら、ロカビリー系として捉えています。
2019年、ストレイ・キャッツは40周年を迎えることもあり、25年ぶりにオリジナル・アルバムをリリースします。
ロカビリーが盛り上がることは間違いありません。
みなさん、要チェックです。