高校生の頃、幼なじみとUFOを見たことがある。
近くの橋でタバコを吹かしながら空を見上げていると、
遠くの山から星つぶほどの光がゆっくりと上がってきて、パッパッパッパと瞬間移動したかと思うとスッと消えていったのだった。
何か起こりそうな、そんな予感がしていた。
そんな幼なじみとも今では疎遠である。
苦しい時に離れていくヤツを友人とは呼ばない。
ギブアンドテイクや、メリットデメリット、ましてや金なんかじゃない繋がりが友情だと思っている。
もちろん、向こうからアプローチしてくるのなら話は別だ。
孤独なようでも、人は決して一人で生きているわけではない。
必ず誰かのお世話になったり、繋がっている。
過去の繋がりの再構築、そしてこれからの繋がりを構築すべく今、動いている。
未来の自分とその繋がりにワクワクしている毎日である。