ジョーカー誕生の物語。
公開前から注目していて、クリストファー・ノーランの3部作を鑑賞し備える。
やっと鑑賞する事が出来た。
前半1時間は何か淡々と進んでいく。
後半、じわじわと面白くなっていく。
ストーリーそのものよりも、ホアキン・フェニックスの演技が中心の映画と言える。
「ビューティフル・デイ」の容貌との変化は凄い。
デニーロは、「オレの後継者はこの男だ」ということでの共演ではないのだろうか。
残念なのは、これでまた精神病院への偏見が助長されたのではないかというところ。
その点で少し評価はマイナス。
うっすらと涙を浮かべながら、血のりで・・・。
悲しいけれど、心に残るシーン。
善と悪の解釈。
今後、バットマンやジョーカーに関する映画が出来るのかはわからないが、シリアスで深い路線は変えないで貫いてもらいたい。
【 Blu-ray所有 】
※filmarksのレビューを転載しました。