コルトレーンのBALLADSは相当聴き込みましたが、「ジャズはやはりアドリブでありライヴが真骨頂だよなぁ」と思わせる録音です。
コルトレーンはキリスト教聖職者の家庭に産まれ、あらゆる宗教・哲学に興味を示しましたが、特定の宗教は信仰しませんでした。
肝臓ガンを患った晩年来日した際は広島や長崎でも公演し、忙しい中長崎平和公園を訪れて祈りを捧げています。
偉大な音楽家が究極に望んだものは、平和なのです。
彼は神々と繋がっていたと思います。
いや、すべての人は繋がっているのですが、それに明確に気付いているかいないかの差です。
その上で何をするのか。
私も真剣に考えているところです。