The Clashについて
バンドの概要
The Clashは、イギリスのパンクバンドです。
パンクのみならず、あらゆるジャンルの音楽を取り入れてロックバンドとしての地位を揺るぎないとしました。
特にレゲエやスカなどのジャマイカ音楽に関しては、バンドの重要な要素となっています。
後の様々なバンドへの影響力は、絶大なものがあります。
The Clashの影響を受けていないバンドはないと言って良いと思います。
ジョー・ストラマー
ヴォーカル・ギターのジョー・ストラマーのハスキーなシャウトはとてもカッコ良く、聴く人の心にストレートに届きます。
彼は外交官の息子で中産階級ですが、もともとは漫画家を目指し、親に頼ることなく苦しい生活からバンドを成功に導きました。
トレードマークはテレキャスターです。
左利きですが、右の弾き方でひたすらカッティングに徹しました。
2002年に心臓発作で突然死ぬまで、チャリティー活動も続けました。
ミック・ジョーンズ
ギター・ヴォーカルのミック・ジョーンズはバンドの中心的存在で作曲のほとんどをジョーと手掛けています。
最終的にはバンドから追い出されてしまいますが、彼なしにThe Clashを語ることはできません。
最初のギターは、ニューヨーク・ドールズの伝説のギタリスト、ジョニー・サンダースから譲り受けたギブソンのレスポール・ジュニアです。
The Clash脱退後、頭髪が薄くなりました。
マスターピース
私はセックス・ピストルズからはほとんど影響を受けていませんが、The Clashからは多大な影響を受けました。
ファーストアルバムの「White Riot(白い暴動)」、サードアルバムの「ロンドン・コーリング」、フィフスアルバムの「コンバット・ロック」が私の考えるマスターピースですが、全6作で最後の1枚はもはやThe Clashとはいえないので残る5枚のすべてが重要作だといえます。
ただのパンクバンドと思って聴くと、その音楽性の広さに驚かされるでしょう。
私が特に好きな楽曲は、「Spanish Bombs」と「Complete Control」です。
スペインの民族独立の歌で、グッとくるコード進行と織り交ぜたスペイン語がカッコ良い楽曲です。
レコード会社CBSとマネージャー達を批判した歌です。
パンクの代名詞的楽曲であり、非常にテンションの上がる楽曲です。
ドラマーのトッパー・ヒードンが初めてレコーディングに参加した曲です。
トッパー・ヒードンは「Rock The Casbah」というディスコ・ナンバーを書きました。
ブライアン・セッツァーと
私のヒーローであるブライアン・セッツァーとジョー・ストラマーは盟友であり、ブライアンのアルバムで共作もしています。
The Clash Goes Jamaican
スペインのレーベルGolden Singlesから2013年にリリースされた、The Clashの楽曲のレゲエミュージシャンによるカバーアルバムです。
これを聴いてThe Clashの楽曲の完成度の高さを改めて思い知らされ、今回のブログを書きました。
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