クリエイティブスタイル
コンデジ SONY Cyber-shot DSC RX100M6についての第9回です。
今回は、画像の仕上がりを設定するクリエイティブスタイルです。
クリエイティブスタイルの設定
[MENU ➡ 撮影設定1 ➡ ページ9]の上から4番目で設定します。
上下でスタイルを選択し、さらに右を押してコントラスト、彩度、シャープネスを設定できます。
スタンダード
豊かな階調と美しい色彩で表現します。
ビビッド
彩度とコントラストが高めになり、色彩豊かなシーンをより印象的に表現します。
ニュートラル
彩度、シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現します。
パソコンでの画像加工を目的とした撮影にも適しています。
クリア
ハイライト部分の抜けが良く、透明感のある雰囲気に表現します。
光のきらめき感などの表現に適しています。
ディープ
濃く深みのある色再現にします。
重厚感、存在感など重みのある表現に適しています。
ライト
明るく、すっきりとした色再現にします。
爽快感、軽快感など明るい雰囲気の表現に適しています。
ポートレイト
肌をより柔らかに再現します。
人物の撮影に適しています。
風景
彩度、コントラスト、シャープネスがより高くなり、鮮やかでメリハリのある風景に再現します。
遠くの風景もよりくっきりします。
夕景
夕焼けの赤さを美しく表現します。
夜景
コントラストがやや低くなり、見た目の印象により近い夜景に再現します。
紅葉
紅葉の赤、黄をより鮮やかに表現します。
白黒
白黒のモノトーンで表現します。
セピア
セピア色のモノトーンで表現します。
コントラスト
+側に設定するほど明暗差が強調され、インパクトのある仕上がりになります。
彩度
+側にするほど色が鮮やかになります。
-側に設定すれば、控えめで落ち着いた色に再現されます。
シャープネス
解像度を調整できます。
+側に設定すれば輪郭がよりくっきりし、-側に設定すれば柔らかな表現になります。
まとめ
これだけ種類があるのでどれを選択するか迷いますが、出来上がった写真をまずイメージして、それにより近づけるために適切なクリエイティブスタイルを選択するといった手順になるかと思います。
様々なクリエイティブスタイルで何度も試行錯誤するのも、このカメラの醍醐味といえるかもしれません。